東方物語録 ~東方二次小説置場~

『堕華(おちばな)』っていう馬鹿が小説を公開してる所です。不定期でない程度に不定期。

東方白昼夜

東方白昼夜 ~繋~

「白夜、貴女が行った行為の数々。私が八雲紫以下有力な妖怪、神霊と結んだ講和条約を破っています」 「・・・・・・・・・・・・・・・・はい」 紅竜玉神殿、本殿。以前一度全壊したが、今は元の荘厳な雰囲気を醸し出している。だが、一人の吸血鬼がその荘…

東方白昼夜 ~拾参・終~

「弾幕結界・・・・・・・・・、『華散郷の戦女神』が壊された!? 何をした!!」 白夜は魔理沙に向かって叫ぶ。『華散郷の戦女神』は今の白夜のスペカの中では最強の部類に入る強力な物だ。それに加え、今は一%の『荒魂』がこの身の中に存在する。『荒魂…

東方白昼夜 ~拾弐~

「いや、霊夢さん。まだ元凶は目の前に居るんだよ? それ放置? 放置なの?」 「そりゃそうでしょ。もう普通の夜になったし。私にはあんたの姿が見えないわ」 「そりゃそうだろうけど。え? でもまた起こすかもよ?」 「その時はまたぶっ飛ばすわ。さっき見…

東方白昼夜 ~拾壱~

白夜の『武神千咲』は止まらない。白夜の背負う弾幕が、白夜の軌跡に沿って拡散していき、霊夢、魔理沙、リルアを追い詰める。 「見た所、攻撃しても白夜はちっとも堪えてないな。何だ? 一時無敵か?」 「多分、耐久スペルだと思う。それ以外に該当しないし…

東方血濡刃 ~Human being like the Monster~

「暇ねー・・・・・・・」 レミリアは暇そうに、紅茶の入ったカップを口に運んだ。 外は吸血鬼の時間帯である夜である筈なのだが、何故か未だに忌まわしき太陽が顔を見せている。お陰で気安く外に出る事が出来ない。 この異変に、霊夢と魔理沙が解決に動いて…

東方白昼夜 ~拾~

「お祓い棒の直接攻撃も効かないか・・・・・・・!」 霊夢は出せる最高のスピードでもって白夜との間合いを開ける。白夜は大して堪えた様でも無く、右手を振り上げ反撃に出てきた。 「絶天符『炎氷雷の大災害』!!」 溶岩、氷嵐、天雷。最大の自然災害の力…

東方白昼夜 ~玖~

高度を少しだけ下げて。守矢神社近辺。 「こいつ、中々出来るな・・・・・・・!」 打刀と剛槍を携えて攻撃を加えてくる少女。白夜が『元の世界』から召喚した、従順なる戦士。キングアトラスは牽制を加えながら、守矢神社本殿に被害が出ないように奮闘して…

東方白昼夜 ~捌~

「私も参加するよ! スペルカード、 リルアもスペルとオプションを駆使しながら戦う霊夢と魔理沙に同伴し、スペルカードを掲げた。 魔符『宵の一閃』!」 リルアも持つスペルカードが光となる。リルアが肩の高さまで挙げると、掌サイズの魔法陣が展開され、…

東方白昼夜 ~柒~

「挑戦って簡単に言うわね。幻想郷にはボウフラみたいに沢山妖怪が居るのよ? それら全部相手にするつもり?」 霊夢が白夜に問う。白夜はその台詞を聞いて、 「然り。私の力でなら」 如何にも吐息を出すかのように、簡単に答えて見せた。 「やりかねない。白…

東方白昼夜 ~陸~

「何!? ものすごく揺れたけど!」 霊夢を筆頭とする解決組が、守矢神社の湖に移動する。湖の水の多くが無くなり、辺り一帯が洪水にでもあったかという程に水に浸食されている。 霊夢はその中で、空に浮かぶ一人の影を見た。 「痛ぇ・・・・・・、諏訪子大…

白夜異変 ~東方白昼夜~ 伍

「お、霊夢。と、神殿の神様その1じゃないか」 「あー、魔理沙? どうしたのよ。それに神殿の鬼まで居るじゃない」 妖怪の山麓で合流した霊夢組と魔理沙組。魔理沙はリルアを連れ、霊夢はキングアトラスを連れている。 「リヴェン、帰ってたの? 帰ったなら…

白夜異変 ~東方白昼夜~ 肆

博麗神社に戻ってきた魔理沙と、魔理沙について来たリルア。博麗神社には何時も通り、参拝客どころか猫の子一匹すら居ない。魔理沙は周辺を見たり空を見上げたりして白夜を探すが、白夜の影すら見当たらない。 「リルア、見つからないぞ? あの狐」 「神様だ…

白夜異変 ~東方白昼夜~ 参

魔理沙が気になったのは、そもそもこんな異変を起こそうと考えようとする奴が居るかどうかだ。妖怪は昼夜のバランスが崩壊するのを嫌う。以前の永夜異変では、夜が長引いた為妖怪が狂いだしそうになった。太陽が出続け昼が続けば、一部の妖怪にとっては根絶…

白夜異変 ~東方白昼夜~ 弐

メイド・バイ・ハゲ鷲さん。英語には自信が無いので合っているのかどうかわからんが訂正済み。 情報を収集する事を決めた霊夢だったが、天文学に関する知識はまるで持っていない。天体に関係する神様なら幾らか知っているが、それらと今回の異変に大きな関係…

東方白昼夜 ~バックストーリーみたいな~

―――博麗神社で、二人の少女が何時も通り団欒していた。博麗 霊夢と霧雨 魔理沙である。二人はこうして毎日日が落ちるまで話を続けていた。 だが、今日は日頃に比べて太陽が落ちるのが遅い。寧ろ、落ちていた筈の太陽が地平線の上で止まり、再び昇ろうとして…

白夜異変 ~東方白昼夜~ 壱

紅竜玉神殿封印の間。この封印の間はアジ=ダカーハの力を抑制する為に神力を注がれている部屋である。で、此処でリルアが椅子に座り白夜が土下座の形で、ある話をしていた。 「てなわけで、貴女の荒魂を紅竜玉神殿に勧請して、警備を固めようと思うの」 「…