東方物語録 ~東方二次小説置場~

『堕華(おちばな)』っていう馬鹿が小説を公開してる所です。不定期でない程度に不定期。

白夜異変 ~東方白昼夜~ 伍

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「お、霊夢。と、神殿の神様その1じゃないか」

「あー、魔理沙? どうしたのよ。それに神殿の鬼まで居るじゃない」

妖怪の山麓で合流した霊夢組と魔理沙組。魔理沙はリルアを連れ、霊夢はキングアトラスを連れている。

「リヴェン、帰ってたの? 帰ったなら一つ式神でもよこしてよ。常識でしょ」

「いや、本殿を吹き飛ばしたまま放置こそ有りえないだろう!? 常識外れはそっちだと思うがな」

「そんな事より『キング:そんな事だと!?』、霊夢達は何でこんな所に」

「私達は山の神様に会いに来たの。魔理沙達は?」

「似たようなもんだな。じゃあ早速行ってみようぜ?」

 

 

 「いや、分かりませんから」

「「「「えぇー?」」」」

「えー? ではありません。大体、軍神同士でなら場所が分かるというのも誤りです」

妖怪の山頂上、守矢神社。博麗神社や命蓮寺等、幻想郷の数ある宗教派の一つである。博麗神社よりも大きく荘厳、この神社には二柱の神様と一人の巫女が住んでいる。

その一柱である八坂 神奈子は、呆れたように山を登山してきた連中に伝えた。

「帝国の武神群は互いの位置をちゃんと把握出来たよ? 三里以内だったらだけど」

「そっちの武神達と私は違いますし。アテに成らないでしょう、それは」

「えぇー。駄目か、此処でも」

リルアはがっくりと肩を落とす。本当に此処以外では他に、もうアテになるような所はない。結構広い幻想郷から、一人を見つけるのは案外至難の業である。

これまでの異変は、犯人が大々的に動いたり、わざわざ分かりやすく起こしたり、はたまた偶然に偶然が重なって見つけやすかったりしたから、犯人を特定したり解明したりするのは、存外楽であった。だが、今回異変事体の規模は大きいのに、白夜の動きは地味すぎる。

「白夜は結構目立ちたがりだと思うから、山の方に居るかと思ったんだがな」

「ホント。すぐ解決出来ると思ったんだけどなー、これじゃ無駄に長引くじゃない」

魔理沙霊夢も溜息をつき、守矢神社の適当な所に腰を下ろした。リルアもそれを見て、魔理沙の隣に腰を下ろす。

「神奈子、お前がこの異変を起こすなら何処に身を隠す?」

四人の中で唯一、キングアトラスはめげなかった。恐らく、この度の一興を早めに終わらせ白夜を拘束し、神殿境内の掃除をさせる等のお返しをしたいのだろう。

「いえ、私なら堂々と起こします。コソコソ隠れるように異変なんて起こしません」

「それを知って聞いている。同じ武神だった軍神だったりするだろう? 何か共通点が有るかもしれん」

「それなら、軍神と武神の微妙な違いではなく、同じ太陽神の貴女の方が分かるのでは?」

「だから・・・・・・・、さっきも言った気がするが、白夜は太陽神ではなく、いや太陽神としての顔も持っているかもしれないが、原来は戦争を司る武神だ。軍神の神奈子の方が近いと思うんだよな」

キングアトラスがさらっと白夜の説明をする。神奈子はそう言われると少し考えるように首を傾げた。

「しかし・・・・・・その場所と言われても。天岩戸?」

「神話ジョークは止めてくれ。分かる奴が何人居るかも分からんし」

天岩戸とは、太陽神天照大御神が、ショックで籠った岩の事である。そのせいで一度葦原中国高天原が真っ暗になったのだが、詳しくは調べてほしい。

「えぇー・・・・・・。しかし、本当にアテにならないでしょう。それでも良いですか?」

「無論。他の奴が皆意気消沈してやがるから、とりあえず目的を立てたい」

「そうですね・・・・・・・、空、ですね」

「空。ふむ、白夜が浮かぶ空に滞空するか」

「ええ。それなら、この異変で奔走してる解決側の顔を見て笑えますからね」

高空から、奔走する魔理沙達や霊夢達を高みの見物。確かに、酒を呑みながら笑えそうな風景が脳裏に浮かんで、キングアトラスは微笑した。

「まぁ、確かに愉快そのものだ。序でに、諏訪子は何処だ? 念のためあいつにも聞いておく」

「諏訪子?あぁ、湖に居るよ、暇な時は何時も其処に居る」

「おっけ。者共はどうする?」

「此処に居るわ。白夜が居る以外に呼ばないで」

「怠惰な奴らめ。若い人間がそんなんで良いのか、って説教したいが時間が惜しい。じゃあ行っとくぞ」

 

「やぁ、諏訪子。頭の蛙は元気かい?」

「鉄の輪投げるよ」

「冗談だよ。うわ構えるなよ当たったら痛い」

結構広いこの湖に居るのは諏訪子一人。他に人妖は見当たらない。キングアトラスは周囲の事象を気にせず、諏訪子に歩み寄った。

「諏訪子、自分が武神でこの異変を起こしたら、何処に身を隠そうと思う?」

「異変? あぁ、この日の沈まない・・・・・・・って、それなら同じ太陽神のキングg

「あー、二度手間だから理由は言わんが、まぁ考えてくれ。パッと思い付いた所で良い」

「そ? んー・・・・・・、例えば、この真上」

諏訪子が頭上を指差す。

「真上?」

「そ、真上。真上なら見つかりにくいし、何より愉快」

「あぁ、そうだな。確かに愉快そのもの・・・・・・・・」

と言って、キングアトラスは真上を見上げた。白夜の影響で、夕暮れの空が今もなお続いている。早く解決しないと、昼と夜のバランスが崩れて幻想郷全体への影響が懸念されるだろう。まぁ自分は戦う霊夢達を後ろから見るだけだが、早速来た幻想郷のバランスが崩れる事は流石に許し難い。と考えつつ、首が疲れると感じつつ空を見上げてて、

空に浮かぶ、一つの物体を見つけた。

「ん? なんだありゃ」

「へ? どれどれ」

「あれだよ、あの何だか・・・・・・狐みたいなってゑ!?」

キングアトラスは目を凝らして物体を見る。確かに、それは見覚えがある服装と顔と尻尾。右目が髪で隠れて見えず、白銀の髪は神聖さを感じさせて。

「白夜じゃないか! 本当に空に居やがっt

キングアトラスが言い切る直前に、白夜が居る方向から投げられた何か。それは熱を纏い、超質量となって湖に穿たれる。湖は一撃で割れ、その衝撃波にキングアトラスと諏訪子は一瞬で巻き込まれた。

大振動が、妖怪の山全体を揺らした。

 

 

 

伍。やっと白夜が出てきやがったかと、もうコイツが犯人って事は気付いてるんだからさっさと話を進めやがれという事。まさにその通り、やっと白夜が登場しましたよ。自分でも話の展開をどうしようかと悩んでいて。

いやそれ以上に、なんだこれ。表現が昔以上に下手になってる。元々下手なのに磨きがかかってる。これを俗に言うスランプってヤツか。

こればかりは仕方がない。許して下さい。あと守矢信者の方々も許して下さい。扱いが荒いにも程があろうと、自分でも薄々でない程度に感じていますから。

定期更新は無事に守れていますが、何時これが瓦壊してしまうのか。分からない、でも頑張るしかない。頑張ります。頑張りますとも。

部活が本格的に入ってます。いや大分前ですけど、それで帰って来るのが遅い→覗くだけという方程式が確立してしまってます。いやこればかりもどうする事も出来ない。はは、もう笑うしかないわ。

ではこのへんで。また次回会いましょうさいなら~。